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【  2016年11月  】 

ちょこっとアピール

未分類

2016.11.29 (Tue)

 実は私、第10回B-PRINCE新人大賞の小説部門にて、なんと大賞を頂いてしまいました。今はデビューに向けての準備真っ最中です。書籍化が本格的に決まりましたら、このブログとツイッターにてがっつり宣伝したいと思います。それまでは、このちょこっとアピールで終わりです。現在このブログにて公開中の長編は、同じ第10回に投稿して最終選考にて落ちてしまった分です。。一応上位10%内には入っていたようなので、読み難すぎると...全文を読む

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君が君でなければ18-最終話(優視点)

君が君でなければ

2016.11.20 (Sun)

   早川優は、寒い冬の夜、普段利用しない商店街を歩いていた。一年近くに渡り自分を苦しめてきた男が殺されたと知り落ち着かない気分だった優は、手芸店に行った帰り道、商店街にある酒処サナエの前でふと立ち止まった。 縦長の小さな窓から店内の光が漏れていて、カウンター席に座っている一人の男が見えた。遠目に見ても忙しい日々を送っているのがわかる男は、とても整った容姿をしていた。カウンター越しに店の者と話す...全文を読む

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君が君でなければ17(R18)

君が君でなければ

2016.11.20 (Sun)

   どぎまぎ服を脱ぐ優より先に、和樹は浴室に入った。かかり湯を済ませバスタブに浸かったところで、優も浴室に入ってきた。 股間を隠すようにかかり湯をする優は、とても恥ずかしそうだ。そんな姿がいじらしくて仕方ない。「さあ来い」 なかなかバスタブに入ろうとしない優を促すように、和樹はスペースが許す限り両腕を広げた。 大人げない和樹の態度をみて緊張が解けたのか、優がやっとバスタブに入った。波を立てない...全文を読む

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君が君でなければ16

君が君でなければ

2016.11.20 (Sun)

 二つあった鍋とその他の道具を駆使してつくられた熱々の蕎麦が丼に盛られたのを見たとき、和樹は感動した。 狭い食卓を挟み、向かい合って座った和樹と優は、年越しまであと一時間半弱というところで、二人そろって合掌した。「このアパートに越してきてからかなり経つけど、年越しそばをうちで食べるのは初めてだな」 かなり腹が減っていたので、食前の挨拶をすると和樹はすぐに麺をすすり始めた。ネギと揚げだけが入ったシンプ...全文を読む

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君が君でなければ15

君が君でなければ

2016.11.20 (Sun)

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君が君でなければ14

君が君でなければ

2016.11.20 (Sun)

 「どうして、そんなことを訊くんですか」 腹の底から声を振り絞り、優が言った。小ぶりな唇は、震えていた。「答えてくれ。瀬田が殺された夜十時に、どこで何をしていたんだ!」 優の問いには答えないまま、和樹は優に迫った。優は、和樹が掴んでいた腕を振りほどき、勢いよく立ち上がり、両手を握りしめ叫ぶように言った。「自宅にいました。瀬田さんには、言われた通り公園に行かなければ殺すとまで言われたけど、僕は行かなか...全文を読む

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君が君でなければ13

君が君でなければ

2016.11.20 (Sun)

  「優!」  荒々しく玄関を開け自宅に入るなり怒鳴る様に優の名前を呼ぶと、古いハンドタオルを使いベランダに向く窓を拭いていた優が驚いたように和樹を振り返った。 「和樹さん、あの――」 「いいから、こっち来い」  和樹の剣幕に怯える優の腕をきつく掴み、和樹は優をソファーに投げつけるように座らせた。その勢いで優は窓拭き用のスプレーを落としてしまった。  床に落ちたスプレーのプラスチック容器の中で、青...全文を読む

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君が君でなければ12

君が君でなければ

2016.11.19 (Sat)

 二十五日の土曜日は朝から出勤し、当直日だったこともあり和樹は自宅に帰らなかった。イブの夜に和樹の自宅に泊まった優は、年末の大掃除どころかまともに家に帰っていない和樹のために、和樹の自宅を掃除してくれると言った。さすがの和樹も遠慮したが、他に用事がなくて暇だと言われ、和樹は優に合鍵を渡した。 当直中に出動を要する事件が起こらなかったため、和樹はそのまま仕事をしようと署に残った。朝になり、日曜だという...全文を読む

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君が君でなければ11

君が君でなければ

2016.11.19 (Sat)

  「やっぱり、真ん中から攻めないとダメだろう」  ホールケーキを前に、和樹は向かいに座っている優に向かってそう言った。 二人ともフォークだけ持っていて、取り皿はない。「でも真ん中から食べちゃうと、綺麗に食べられないと思います」「いやぁ、でも、丸ごと一個食うなら、真ん中からだろう」 優の手料理をご馳走になったあと、優はケーキを切ると言った。何等分に切ろうか迷っていた優に、ケーキを切らずに丸ごと食...全文を読む

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君が君でなければ10

君が君でなければ

2016.11.19 (Sat)

   同僚たちが早く帰りたそうだったことと、十二連勤していたこともあり、和樹が商店街のある自宅の最寄り駅に帰ったのは七時だった。  せっかくなのでゆっくり寝ようと思いながら自宅に向かっていた和樹の耳に、ハンドベルの音が飛び込んできた。アーチ屋根のある商店街に響くベルの音は、サンタの格好をしてケーキを売る男性の振るベルの音だった。 商店街にケーキ店はないが、商店街から歩いて十分ほどの距離にある洋菓...全文を読む

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プロフィール

桜部さく

Author:桜部さく
『鬼の棲む国』B-PRINCE文庫発売中

Twitter→ @Saku_sakurabe

Pixivにて拙い二次絵などもあげたりしてます。
画力1、想像力5、衝動100の割合で描いてます。
http://www.pixiv.net/member.php?id=21907352

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