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【  2017年05月  】 

君でなければ あとがき

君でなければ

2017.05.18 (Thu)

 読了いただき有難うございました。既出作の最終話になりますが、サイド優がありますので、よろしければご覧ください。http://sakusakurabe.blog.fc2.com/blog-entry-21.html『君が君でなければ』を大幅にスリムダウンして再登場させてみたのですが、いかがでしたか。読んだよ!の一言でもコメントを頂けると嬉しいです。同じカップルのバレンタインSSもあります。よろしければご覧ください。http://sakusakurabe.blog.fc2.com/bl...全文を読む

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君でなければ21 最終話 (R-18)

君でなければ

2017.05.18 (Thu)

 「汗臭いかもしれない。臭ったら無視してくれるとありがたい」  和樹も服を脱ぎながら言うと、ベッドに座っている優が両手を差し出した。 「大丈夫だから、早く」  誘われるように優と肌を合わせ、勢いのまま押し倒す。いつでも潤っている唇を塞いでは、少しだけ離して角度を変える。枕元に置いたままだったローションを手に取った和樹は、素早く指を濡らして、優の後孔に触れた。  一週間ぶりだというのに、和樹は...全文を読む

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君でなければ20

君でなければ

2017.05.18 (Thu)

  胸に何かが触れて、和樹は目を覚ました。目の前には、心配そうな優の可愛い顔。胸に触れていたのは、優の華奢な手だった。  一瞬状況が掴めなかったが、意識がはっきりとしてくると同時に、蕎麦を食べた後、ソファーに座って風呂が沸くのを待つ間に転寝してしまったのだと気付く。 「居眠りしちまった」 「起こさないでおこうかと思ったんですけど、このまま寝ちゃったら、風邪ひいちゃうと思って」 優の気遣いに笑...全文を読む

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君でなければ19

君でなければ

2017.05.18 (Thu)

 少しの沈黙の後、優がコートを着たまま立っていた和樹の方へ向き直った。 「怒ってしまって、ごめんなさい」  そう言った優は、小さく頭を下げた。  なぜ優が謝るのか、和樹は理解できなかった。 「謝らないでくれよ。俺が優を疑ってしまったんだから、優が怒るのも当然だ」  和樹がそう言っても、優は複雑な表情をして俯いたままだ。 「和樹さんが僕を疑ったのは、施設育ちだからじゃないかって思ったんです...全文を読む

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君でなければ18

君でなければ

2017.05.18 (Thu)

  瀬田の事件の事後処理に一区切りがついても、酒の消費が増える年末は強行犯係が忙しい時期だ。大晦日まで働き続けた和樹は、元旦である明日に緊急出動がないことを祈りながら、十九連勤を終えて午後九時半に自宅に帰った。  自宅アパートの駐車場に車を停めた和樹は、エンジンを切ってすぐに運転席に座ったまま脱力した。エアコンが切れた車内は急激に冷えていくが、立ち上がる気力が湧いてこなくて、このまま運転席で寝てし...全文を読む

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君でなければ17

君でなければ

2017.05.18 (Thu)

 「どうして、そんなことを訊くんですか」  腹の底から声を振り絞り、優が言った。小ぶりな唇は、震えていた。 「答えてくれ。瀬田が殺された夜十時に、どこで何をしていたんだ!」  優の問いには答えないまま、和樹が迫ると、優は腕を振りほどき、勢いよく立ち上がって、両手を握りしめ叫ぶように言った。 「自宅にいました。瀬田さんには、言われた通り公園に行かなければ殺すとまで言われたけど、僕は行かなかった...全文を読む

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君でなければ16

君でなければ

2017.05.18 (Thu)

 「優!」 荒々しく玄関を開け自宅に入るなり怒鳴る様に名前を呼ぶと、古いタオルを使い窓を拭いていた優が驚いたように和樹を振り返った。 「和樹さん、あの――」 「いいから、こっち来い」 和樹の剣幕に怯える優の腕をきつく掴み、ソファーに投げつけるように座らせた。その勢いで優は窓拭き用スプレーを落としてしまった。 床に落ちたスプレーの容器の中で、液体が音を立てて揺れた。立ったまま優を見下ろしていた...全文を読む

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君でなければ15

君でなければ

2017.05.18 (Thu)

 二十五日、土曜日は朝から出勤し、当直日だったこともあり和樹は自宅に帰らなかった。優は、まともに家に帰っていない和樹のために、アパートを掃除してくれると言った。さすがの和樹も遠慮したが、他に用事がなくて暇だと言われ、和樹は優に合鍵を渡した。  当直中の出動がなかったため、和樹はそのまま署に残った。朝になり、日曜だというのにまるで平日と変わらない様子で出勤してくる同僚たちに挨拶をしていると、課で一番...全文を読む

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君でなければ14

君でなければ

2017.05.18 (Thu)

 「そういえば、正月は実家に帰るのか」  優は和樹がクリスマスイブだった今日に何時に帰れるかわからないと言っても、他に予定を入れていなかった。そんな優でも、年末年始は出会ったばかりの和樹とは関係なく予定を入れているだろうと思ったが、優の嬉しそうだった表情は和樹の質問で一転した。 「年末年始もここにいます。僕は施設育ちだから、帰る実家はないので」  優のいつになく暗い表情の中に、両親に対する恨み...全文を読む

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君でなければ13

君でなければ

2017.05.18 (Thu)

 「やっぱり、真ん中から攻めないとダメだろう」  ホールケーキを前に、和樹は向かいに座っている優に向かってそう言った。二人ともフォークだけ持っていて、取り皿はない。 「でも真ん中から食べちゃうと、綺麗に食べられないと思います」  優の手料理をご馳走になったあと、優はケーキを切ると言った。何等分に切ろうか迷っていた優に、丸ごと食べてみようと和樹が言ったのが、今のやり取りの始まりだった。 「やっ...全文を読む

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プロフィール

桜部さく

Author:桜部さく
『鬼の棲む国』B-PRINCE文庫発売中

Twitter→ @Saku_sakurabe

Pixivにて拙い二次絵などもあげたりしてます。
画力1、想像力5、衝動100の割合で描いてます。
http://www.pixiv.net/member.php?id=21907352

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